健康診断
飼っているワンちゃんやネコちゃんが人間だと何歳くらいなのかご存知ですか?
1歳くらいで大人になり、その後は毎年4~6歳くらいのペースで年をとります。中年齢くらいから心臓病・腎臓病・腫瘍などの高齢期で罹患しやすい病気の発生率があがります。
年齢換算表を下に示しますので参考にしてください。
基本的には年に1回の健康診断がおすすめです。7歳以降は年2回に検査の機会を増やした方がよいでしょう。
年齢換算表 | |||
猫 小・中型犬 | 人間 | 大型犬 | 人間 |
1才 | 17歳 | 1才 | 12歳 |
2才 | 23歳 | 2才 | 19歳 |
4才 | 32歳 | 3才 | 28歳 |
6才 | 40歳 | 4才 | 33歳 |
8才 | 48歳 | 5才 | 40歳 |
10才 | 56歳 | 6才 | 48歳 |
12才 | 64歳 | 8才 | 60歳 |
15才 | 76歳 | 10才 | 76歳 |
18才 | 88歳 | 12才 | 86歳 |
健康診断コース紹介
健康診断の他に、一緒に検査して欲しいものがあればできるだけご要望にお応えできるよう調整させていただきますので、お気軽に相談ください。また、検査結果によっては追加検査をお勧めする場合もあります。
健康診断の実施時期
4-6月/10-12月
1-3月/7-9月
犬の健康診断コース
お手軽コース | 血液生化学検査+血球算定検査+SDMA検査+フィラリア抗原検査(4〜6月のみ) |
基本コース | お手軽コース+レントゲン検査 |
しっかりコース(要予約) | 基本コース+エコー検査+尿検査+糞便検査+甲状腺ホルモン検査 |
猫の健康診断コース
お手軽コース | 血液生化学検査+血球算定検査+SDMA検査 |
基本コース | お手軽コース+レントゲン検査+血圧検査 |
しっかりコース(要予約) | 基本コース+エコー検査+尿検査+糞便検査+甲状腺ホルモン検査+心臓検査(BNP) |
犬と猫の病気について
ワンちゃん、ネコちゃんの様子がいつもと違うと心配になりますよね。SNSやインターネットが普及している昨今では様々な情報が出てくるため、調べれば調べるほど不安になることも・・・ 当院ではどんな症状でも見る(視診)、触る(触診)、聞く(聴診)を実践し、原因究明・症状の改善に努めております。ここではワンちゃん・ネコちゃんでよく見られる症状とその症状を引き起こす代表的な疾患のみを挙げております。また、同じ動物でもワンちゃんとネコちゃんは全く異なる動物であるため、 疾患や症状が異なる場合もあります。 病気については自己判断して様子を見ず、まずは獣医師に相談し診断してもらいましょう。
よく見られるワン・ネコちゃんの症状一覧
部位 | 症状 |
全身 | 元気がない、食欲がない、水をたくさん飲む、体が熱い、冷たい |
皮膚 | かゆがる、皮膚が赤い、フケ、カサブタが多い、毛が抜ける、臭う、 しこりがある、ベタベタする |
口 | 口臭、よだれ、口を痛がる、食べ飲みしにくそう |
鼻 | 鼻水、鼻血、くしゃみ |
目 | 涙、目やにが多い、目が赤い/白い、しょぼしょぼする、よくぶつかる |
耳 | 耳、頭を振る、痛がる、臭う、かゆがる、聞こえてなさそう |
胃腸 | 気持ち悪そう、嘔吐、下痢、軟便、血便、便に虫がついた、便秘、お腹が痛そう |
尿 | 血尿、回数、量が多い、色薄い、お漏らし、膿が出る、ニオイが変、 石・砂が混じる |
呼吸器 | 咳が出る、呼吸が荒い、苦しそう、いびきが大きい、呼吸音がおかしい |
首・肩・腰・四肢 | どこか痛そう、震えて動こうとしない、歩き方がおかしい |
脳・神経 | 足が動かない、けいれん・ひきつけ、倒れる、目が揺れる |
その他 | お腹が膨れている、乳腺が張っている、乳汁が出る、お尻を引きずる |