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No. 獣医師やっててよかったと思う瞬間

とある日の午後、先生たちがカルテをまとめている時・・・赤司は唐突にインタビューを行うことがあります。

【赤司】ところでさ、先生たちはなんで獣医になろうと思ったの?

【安藤】どうしたんですか突然に。そうですねぇ、私は動物好きなのはもちろんですけど
動物のお医者さんという漫画を読んだことがきっかけかもしれません。

【赤司】あー!あれね!だいたいみんな読んだことあるよね。(動物の仕事に就く人は)

鍋山先生は?

【鍋山】私は親から何か資格をとりなさいと言われていたのもありますが、人間のお医者さんや看護師さんよりも動物に携わりたいと思ったからですかね。そういう赤司先生はなんでこの仕事したいと思ったんですか?

【赤司】なんでって言われたら。。。小さいときから目指してたからかなあ

【安藤・鍋山】へー、そうだったんですかー。(PC画面を見ながら)

【赤司】むむむ・・・完全に俺の話に興味ないだろ・・・

【安藤】でもこの仕事初めて思うのは、すごくやりがいがある仕事だと思いますよね。

【赤司・鍋山】二人とも同時にうんうんと頷く

【赤司】ちなみに鍋山先生はこの仕事のどこが好き?そしてどんな時にやりがいを感じる?

【鍋山】私は診察室にお呼びした時にすごく嬉しそうに急いでわんちゃんが入ってくるときにすごく嬉しい気持ちになります。そして飼い主さんが「この子ここに来るのが好きなんですよ、またお願いします。」と言われた時に獣医師になってよかったなって思いました。

【赤司】素晴らしい・・・

ではこの私が今までこの仕事をやってきて、あー、獣医師になってよかった・・・(涙)となった瞬間を紹介しましょう。

①最初はしゃーしゃーと威嚇して触らせてくれなかった猫が日を重ねるごとに病院に慣れてきて、最終的に触れるくらいの距離感になって行く瞬間

②治らなくて困って来院された飼い主さんが毎回来院するたびに段々と笑顔になっていく時、おうちでのわんちゃんねこちゃんの様子を報告してくださる時。

③かゆくて眠れなかったのに今はグーグー寝るようになった!

毛が生えてきた!!

ご飯食べるようになった!歩けるようになった!

挙げるとキリがないですがとにかくやりがいを感じる場面、シチュエーションが多いんですこの仕事。

ネガティブな話にはなりますが、その反面やはり自分の無力感や絶望感を味わうこともある。

そんな仕事です。

 

やりがいは仕事のモチベーションを更にあげてくれます。

一番に我々の仕事の目的は苦しんでいる動物、飼い主様を笑顔にして楽しく生活していただく事なのですが、

それが達成されるたびに救われているのは案外我々獣医師自身なのかもしれません。

 

早いもので2024年も終わりですが、今年も当院をご利用いただき誠にありがとうございました。

今年は大宰府院が開院し、スタッフの異動などもあり担当獣医師の変更など様々な場面でご迷惑・ご不安をお掛けしたかと思います。

2025年からも当院は更に患者様にとって優しく温かい場所であり、安心を与えられる動物病院となれるよう邁進致します。

今後ともよろしくお願いいたします。

※年末年始の診療時間についてはお知らせをご覧ください。

 

 

 

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