MENU

No.9 院内スタッフ間コミュニケーションの効率化

暑い。とにかく暑い毎日が続いてます。

飼い主様もわんちゃんネコちゃんも熱中症には十分ご注意を。不要な外出は控えましょう。

今回は当院で導入しているインカムについてお話ししていきます。

昨年より院内コミュニケーションをより円滑に、離れていても連絡ができるようにと導入しました。

院内でそれぞれ周波数を合わせて無線でやり取りができます。いわゆるレストランや結婚式会場でよくスタッフの方々が胸のところにあるマイクに手をかけて「お客様がいらっしゃいました」とか呟いているアレ、ですね。

当院では診察室内で獣医師がケアスタッフの応援を要請する場合や、全体に共有すべき業務連絡を一発で可能なので重宝しています。

以前は必要なものを取りに自ら走ったり、人を呼びに行ったりしていましたが現在はボタン一つで対応が可能となり、時短にもなりますし怯えている動物や怒っている動物に対する刺激も減るので導入して非常に良かったと実感しています。

一方で飼い主様とのお話中に緊急の業務連絡が入り、返答しなければならない事もあります。

飼い主様におかれましては、獣医師が突然声色を変えて下を向いてぶつぶつ呟いてびっくりされる事もあるかと思います。

その時は裏で連絡を取って院内業務を並行して行なっているのでどうか暖かく見守っていただければ幸いです。

診察中の一コマ・・・

【赤司】インカムのボタンをポチっ「あ、第一診察室に一人来れますか?」

10秒後・・・「シーン・・・」

【赤司】もう一度ポチっ「あの、第一診察室にヘルプお願いします!」

10秒後・・・「シーン・・・」

【赤司】ゴソゴソ、あー!電池切れてた・・誰からも返事がない訳だ・・

「ちょっと失礼しますね」

仕方なく部屋を出てスタッフを呼びに行く・・・

このように電池が割と早く無くなり電源が知らない間に落ちてしまっているという事も割と多いので、そこが一つのデメリットではありますが総合的には業務効率化は達成できていると思います。

当院ではこのような業務効率upについても常に考え、新しいものを取り入れようとしております。

その結果として最適な医療をスムーズに提供させていただければ幸いです。

当院は時間予約制とさせていただいておりますのでご予約の患者様が優先となりますが、熱中症などが増えてくるこのシーズンですので緊急の場合は適切な対応を行いたいと思っております。その際はまずはお電話にて状況をお伝えください。

 

 

«院内セミナーを行いました。
健診と検診»